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虫のお知らせ



おのりえん先生の小説、『虫のお知らせ』のイラストを描かせて頂きました。
理論社さんより、6月19日発売予定です。
画像は、色校正から表紙部分を切り抜いたものです。
装丁は、南伸坊先生です。

本作は、『虫のいどころ 人のいどころ』(理論社・2013年3月刊/当ブログ記事)の第二弾になります。
前作が、二十四節気の啓蟄から小満まで、本作は、芒種から白露までの物語です。
メインの登場人物は前作と同じく、虫嫌いだけど虫と縁深い不思議体質のよりさんと、その家族たち。あやかしの者たちも、新メンバーを揃え多数登場します。
続き物ではありますが、一話完結の短編がまとまった形ですので、本作だけでも充分面白く読めます。もちろん、前作から読んで頂ければそれが一番であります。

最初に原稿を拝読した時、感動のあまり前が見えないほど涙の洪水、と担当編集者さんにメールしたのですが、そんな気持ちを多くの方に味わって欲しいと願っています。

楽しく面白く、大笑いする場面もたくさんある作品です。
よりさんは、ちょっととぼけていて独特の思考回路は愉快だし、子どもたちはそれぞれまっすぐ純情、旦那さんはユーモア溢れる人です。
そんな家族の日常が、ふいに幻想世界と交差する時、我々も一気に別次元に連れて行かれ、不気味にも美しく厳かな気配に触れるのです。
今回は、子どもたちが主役となる場面も多く、金無垢の感動を味わえると思います。

それから、登場昆虫たちも、いよいよマニアック度を増してきました。
発売前ですので詳しくは記しませんが、一般的にクローズアップされることはまずないであろう連中が、各話スポットライトを浴びています。
そんな奴らを描くのは、とても楽しく幸せでしたが、今回もまた野放し状態で好き勝手に描かせてもらったため、イラストがお話の邪魔になっているのでは? と、ビクビクしております…。
本文イラストは、モノクロ18点(内見開き4点)です。

※前巻『虫のいどころ 人のいどころ』は、↓こちらです。

虫のいどころ 人のいどころ虫のいどころ 人のいどころ
(2013/03/08)
おの りえん
理論社
商品詳細を見る(Amazon)

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